10000時間を使えますか？

T型、π型、逆E型(Eの突き出している３本が下を向く)ってご存知でしょうか？

これはあなたが、どういうタイプなのかを表しています

・T型
いろんなことを知っていて、ある一つのことまたは分野で突出している人

・π型
ある二つの分野で突出していること

・逆E型
ある二つの分野で突出していること

で、あなたはどのタイプでしょうか？

「あ～、自分はT型だな」と思う人が多いと思ってますが、
もしかしたらこういう人もいませんか？

自分には突出した才能も分野もないな…、と。

人と雑談できる程度には知っているけども、
人に誇れるほどの知識もないし、経験もないよな～と。

じゃあ、逆I型になればいいや！と思いました

逆I型は後で話しますので、
まずは最初のT型、π型、逆E型について

ある一つのことに使った時間によって、
どれぐらいになるのかという指標があるそうです

100時間　＝　アマチュア
1000時間　＝　プロ
10000時間　＝　一流

10000時間をつかうと、
前回お話ししたイチロー選手のようになっていけます

中学、高校時代に部活をしていた経験あってありますか？

2018年のカレンダーを見てみると
一年は365日
平日は247日
休日は117日

中学の授業は15時に終わり、基本的には部活は18時までだそうです

つまり1日3時間部活をしていたことになります。

平日1日3時間、土日は4時間の部活をしていたとすると、

平日：3時間＊247日＝741時間
土日：4時間＊117日＝468時間
741時間＋468時間＝1209時間

この計算をすると、中学校1年間でプロレベルになってしまう！

ってすごくありません？

でも、中学校3年間やっただけで、プロに通用するレベルになってます？

3年間やってて全国大会に出場していたりと、全国で通用するレベルになっている方もいるかもしれませんが、
それって一握りの人だと思っているので、ほとんどの人はやってたけども素人よりも上手と言えるレベルじゃないですか？

同じ時間を使っていて、異なる結果になっている

もちろん個々人の才能やまわりの環境なども影響はあると思いますが、
どうやらそれだけではないようです

何が違うかというと、
同じ時間の中でどれだけそのことに集中して取り組んでいるか

それやっているときに遊んでいたり、
早く終わんないかな～と思ってさぼっている人と

その同じ時間で
どうやったらうまくなるか、
どうやったら改善ができるか考えている人と

どっちがうまくなる思います？

同じ時間でもどれだけ本気で打ち込んでいるかが大切だそうです

その本気で打ち込んでいた時間が、
最初にお話したT型の突出した一つの分野になってきます

それってあります？

ぶっちゃけ僕にはありませんでした

じゃあ諦めるの？
っていうと、それもなんかいや

どうすればいいのか考えたところ、
逆I形になればいいと思いました。

突出した才能はありません
でも、多少なりとも人と仲良くしたり、
コミュニケーションを取ったりすることはできる

しかも、友達は100人とは言わないけど、5人や10人ぐらいはいる

だとすれば、友達の中で突出した分野を持っている人を３人あつまれば、

それだけでチームができ、３人の力で逆E型になれる

・ITが得意な友人
・金融系に詳しい友人
・こまかい作業が得意な友人

これだけで、IT系の仕事って出来そうじゃないですか？

IT系に詳しいSEさんがシステムを構築し、
金融に詳しい人がお金のマネジメントをしてもらい、
こまかい作業が得意な人に事務をやってもらう

これが会社です

いま会社勤めをされている方は、たくさんの部署がありませんか？

それはその部署でその業務が得意な人が集まっているはずです

その規模が大きいので、会社という形をとっているんだと思います

だから、自分が３人の友人を取りまとめる社長のポジションを取れば、
自分には突出した分野はなかったとしても全員をつなげてチームにすることができます

社長って言われると「自分には無理無理」って思います

じゃあ、友達と旅行の計画や一緒にご飯に行く予定を立てたことってありませんか？

まず行く旅行先を決める
日程を決める
予算を決める
プランを決める

これって社長がやっていることと同じです(笑)

まず目的地(ゴール)を決める
期日を決める
予算を組む
事業計画を立てる

だからこそ、あなたにも出来ることだったりします

自分に才能がないと思っている人は人と仲良くできたりするのであれば、
まだまだチャンスはあると私は思ってるので、
そのためにどれぐらいの時間を使っていくかですね